もっと普通に着物を着てみよう!02「ライブ参戦パーカーメンズ和服コーデ」の補足

 今回はこの動画に関する補足記事です。
2作目の和服動画となりました。「ライブに着物で行くぞ」という流れではありますが、言いたいことは「パーカーと着物は相性が良いぞ」と、「羽織紐は手作り出来るぞ」の2つですね。

パーカーと着物の相性

 動画中でも話していますが、パーカーと着物の相性は抜群です。
まず見た目が適度に緩くなること。カチッとし過ぎないカジュアルな印象になるので、パーカーと合わせる選択肢を持つことで着物の普段遣いに対するハードルが大きく下がります。今回はキャラ物の黒パーカーでしたが、例えば着る時にコーデで迷うような強い色のパーカーも着物と合わせると思わぬ相性を見せてくれることがあるので、是非試して頂ければと思います。
それから機能的にも首周りが厚くなり防寒に有用です。和服はどうしても首元が涼しくなりがちなので、首周りをどう守るか考えることで冬場の和服活用がより捗るようになります。

☆羽織紐は男性には貴重なオリジナル要素になる
 女性なら簪や帯周り、耳飾りやお化粧等オリジナルを組み込む要素がたくさんありますが、男性はあまりありません。勿論女性の要素から借りてくることも出来ますが、中性的なバランスでコーデを組むのは簡単ではありませんね。その中で羽織紐は割と簡単にオリジナリティを出せる男性にとって貴重なパーツとなります。

☆羽織紐ただの紐でも成立する

DSC_0897

 「オリジナルの羽織紐を作る」と言ってしまうとついハードルを上げてしまいますが、極論を言えばただの紐でも成立するパーツです。紐にワンポイント付ける程度で十分と割り切って、まずは気軽にチャレンジしてみましょう。今回はライブ参戦に向けてキャラクターをモチーフにしましたがモチーフは何でもいいですし、特にモチーフを考えず好きな色を合わせるだけでもOKです。

材料集めが楽しい

 今回の羽織紐で使用した材料がこちら。

DSC_0891

 全部手芸用品店で手に入れました。他には刺繍糸とミシン糸、鐘形の小物に色を付ける為に使用した塗料でしょうか。動画中でも話しましたが、小物集めは通販よりも店舗巡りがお勧めです。通販では欲しい物を探すというのは欲しい物以外を削る作業になりますが、店舗では欲しい物を含め情報量を増やしていく作業になります。すると元々無かったアイデアが出てきたりより良いデザインが閃いたりすることもあって、創作の楽しさが更に増します。その時だけではなく次作る時の参考にもなるので店舗、特に通える距離のお店にどんな商品があるのか是非足を運んでみてください。

今回の補足はこのくらいですかね。このシリーズは今後も続けていきたいと思っていますので、引き続き宜しくお願い致します。

Follow me!